By 特定非営利活動法人 高麗

DVD「高句麗伝説 Live」永久保存版

通常価格 ¥33,000
通常価格 セール価格 ¥33,000
税込み。
通常価格 ¥33,000
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ライブ 「高句麗伝説」永久保存版DVD ー新しい歴史を刻む

出演/高麗恵子 いだきしん

2003年12月、東京 ラフォーレミュージアム六本木にて開催された 「高句麗伝説」のライブ収録DVD(2枚組み)
収録:HDCAMカメラ使用
特別装丁(特注木箱使用)
発売元:NPO高麗

発売元:NPO高麗(2004年10月リリース:限定500部発売)

 



高麗恵子メッセージ

 歴史の長い家に生まれた私の人生は、人類史を解く宿命を担っていました。5月の晴れたさわやかな風の吹く日。誰もが私の誕生を待ち望み、 喜んだと私の誕生を知る全ての人は言っていました。天に愛される喜びと悲しみを知る人生となりました。3才の時、世界の平和なくして人間は誰一人として幸せになれないと気づき、 世界平和を毎日祈り考え、生きてきました。
女であり、子供であっても、いつも胸の内には「世界を変える」「平和な世界をつくる」 という強くはっきりした気持ちが生まれてくるのです。高句麗が滅ぶ暗闇の時と同じに24才の時、闇に葬られそうになりながらも、 生きている間に本当のことだけはわかりたい気持ちは消えることがなかったのです。 そうして、いだきしん氏に出会えたのです。高句麗の歴史は紐解かれ、真実がわかり、私は暗闇から光へと変わる時を迎えたのです。真実がわかれば生きていける一筋の希望の光がみえ、私は光の道を歩く人生と変わりました。
 いだきしん氏に出会わなければ24才で死んでいた人生だったのです。世界平和実現の道筋がみえ、動きました。私の人生は、私個人の人生ではなく人類の悲願の達成とわかった時、「高句麗伝説」を制作し、世界中に真実を伝えようと決めました。
 1998年、制作がはじまり、その間父母が亡くなるという悲しみを乗り越え、 2000年9月に撮影が終了し、父の命日11月1日に「高句麗伝説」が完成しました。
 1998年、私の誕生月5月にはじめて先祖高句麗の地を訪ねる旅がはじまりました。 なつかしく恋しく、ずっと胸の内に吹いていた風、空気、山河。建国の地五女山城に行った時から私の人生は変わりました。何が起きたのでしょう。計り知れないある何かに出会ったのです。中国を発つ朝、私は嗚咽と号泣が止まらず、一睡も出来ずに朝を迎え、空港に向かう車中の中で、涙で潤む瞳に映る光景は、北京の街並ではなく、何かと別れなければいけない悲しみでした。気が狂うのではないかと恐怖を感じ、混乱し、泣きじゃくるよりないのです。後日、私の中に流れる高句麗の血を活かす人生を生きる決断の時を迎えた時、五女山で何に出会ったのかがわかりました。古代何もないところから国を創ったエネルギーは、愛であったのです。 天とひとつで生き真に悲しみがわかった時、人間は先を作っていくのだとわかりました。そして白頭山にて美が国創りの原点とわかりました。美は愛から生まれます。
 高句麗のルーツを辿る旅が終った後、母が亡くなりました。母が亡くなり一週間も経たない時、再び建国の地五女山に向かいました。大連から車で桓仁に行き、ホテルに着いた時、貴賓室とし通された水も出ないうす汚れた部屋で、わびしさに心が淋しくなり、部屋でシクシク泣いて過した一夜。朝を迎え、町に出るとリヤカーをひく人、馬をひく人、道端でくだものを売るたくましい女性、屋台でおまんじゅうをふかし売る老女、見たこともない光景でした。その時、母の子供の頃はこんな光景だったのかしらとふと思い、元気な頃の母に会いたい気持ちで夢中になって母を探したのです。いる訳もない母を探すひと時。みつけられず疲れました。
 五女山に行ければ私は何かをみつけていける。恋しい五女山の風、空気にふれたい。あのエネルギーを体一杯感じたい。早く五女山に行きたいと、五女山に行くことに賭けたのです。しかし、公安が行かせてくれませんでした。五女山を眺める川辺にたたずみ、じっと五女山を眺め時を待つのです。夕方になっても行かせてくれず、次の日も行かせてくれないのです。切ない気持ちに耐えきれず、行かせてくれないことに憤り、全てのスケジュールを変え日本に帰り着いたのです。空港に着き、いつもの様に母に帰ってきたことを知らせようと、電話をしようとした瞬間、母がこの世にいないことの現実を受け止めたのです。悲しみにおそわれ、真暗闇の世界に落ちました。
いだきしん氏が、「高句麗のルーツを辿るところで終わっているから辛いのではないの。もっとルーツを辿ってみたら」とおっしゃった瞬間、胸の内に光が灯り、私は悲しみに沈み、うなだれていた頭が上がったのです。
そして高句麗のルーツ、フェニキアの地レバノンへ行くことを決めたのです。
 母が亡くなった後、すぐに父も亡くなりました。私は再び悲しみに沈みました。
 古代フェニキアの地にて、9000年前の都市と言われる遺跡に立った時、永遠に生きる美を感じる空間で亡父の魂に会え、永遠に生きる道を生きる以外に私の生きる道はないとわかったのです。
美から生まれるものは永遠に生きることを体得しました。「高句麗伝説」制作にあたり、幼い頃から求め続けてきた「愛」「永遠」をわかる事が出来たのです。人類発祥の地エチオピアまで行き、男女の性差の境が解かれ、生まれる前から天命を知っていた自分の宿命を知りました。天を地に実現する為に生まれた生命と生命の出会いを作る為に高句麗伝説は世界中に伝えていきます。
 2001年1月11日、亡父の好きだった「一」の日を選び、イベント「高句麗伝説」が スタートしました。
 2002年5月。高麗の郷にて蓮華の花咲く夕べ。若光王の魂の語りを詩にするひと時。時空を越えなつかしさで一杯の胸に20年前にはじめて会った若光王の姿が映ります。いにしえの光景がそのまま残る林に続く道を見ていると、向こうから若光王があらわれたのです。私の胸にずっと住んでいた恋人と感じていた人でした。青い光を放つ美しく悲しい姿は、今尚はっきりと心に浮びます。2002年6月9日、イベントにてはじめて若光王の魂の詩を読み上げると、嗚咽がこみ上げ、魂ふるえ、全身ふるえ、涙ながらにやっと読み上げた時、長い歴史の悲しみと、この時を待ち望み生きてきた魂の存在を一瞬にしわかったのです。人類の悲願の達成の時を迎え、「一斉に集まりなさい」と全世界に呼びかける若光王の魂は自分と共に在ります。そして、魂は、高句麗始祖東明王の魂とつながり、古代何もないところから天とひとつで国を創り上げた精神が蘇ります。光は光と出会い新たな歴史を刻む今この時、生命に受け継がれた歴史の巻物を解き、新しい人類史がはじまったのです。